2019年2月発売開始となったダイワ 2019 剛弓カゴ 遠投B。
古くはグレーダー遠投から派生した両軸遠投カゴ釣り専用ロッドで、その後2012年に後継モデルとして剛弓 カゴ 遠投Bへモデルチェンジされた。
剛徹にもベイトモデルがあるが、剛弓の後継機種なのかと言われるとそういうわけではない。
剛徹は元のラインナップにベイトモデルを増やしたという位置づけだろう。
自分は長く剛弓カゴ 4-62Bを愛用していたから、NEWモデルと聞くと居ても立っても居られなかったのだが、製品仕様を眺めているとふと疑問に思うところがいくつかあったのね。
まずパッと目に入るところでいうとガイド。
よーく見るとですよ、アレッて思いませんか。
そう、10年以上も前のグレーダーと同じガイドだということに。
富士ガイドのモデル名で言うとTMSGガイドで2点支点の直ステンレス遊動ガイド。
シマノだと初代ブルズアイ遠投RP、磯遠投EVの前期型、がまかつだと初代カゴスペシャルとカゴスペシャルⅡに使われていた。
その後のモデルチェンジではTMSGガイドは使われなくなり、新しいLMSGガイドになった。
3点支点のお馴染みのガイド。
このLMSG/LASGガイドはダイワだと剛弓やインプレッサ、シマノだとブルズアイ遠投スペシャルRP、ブルズアイ遠投RP、磯遠投EVの後期型、がまかつだとカゴスペシャルⅢ、宇崎日新だとゼロサム、イングラムに使用されている。
剛弓だけなぜか竿先のガイドだけTMSGガイドを採用している。
結構広いラインナップに使用されていたガイドだったから見慣れてる人が多いガイドだと思う。
だから、オレガと2019剛弓のガイド見た時にすぐ「えっ?」ってなってしまったのも頷けると思うんだよね。
なんで新製品に10年以上も前のガイドを採用したんだろう・・・とか、余剰部品の整理なんじゃ・・・・なんてうしろめたい感じが漂っていたんだけど、調べてみるとなるほどと思った。
結論から言うとガイド自体は一緒なんだけど、ようは“リニューアル復刻”として新しくなったガイドらしい。
だからこのリニューアル復刻ガイドはですね、モデル名にGMTMSGとしっかりTMSGというモデル名が入ってるんですね。
ちなみにGMはグレー メタリック。
2019剛弓を見て、10年も前のガイドじゃないか!!と発狂している人がいたら、一応リニューアル復刻ガイドだということを頭に置いておいて欲しい。
でも知らない人が見るとやっぱり、グレーダーとガイド一緒じゃん、って思うよね 笑
その他竿の仕様自体はあまり変わりは無さそうだけど、4-62の6本継、仕舞い120cmから、4-60の5本継、仕舞い138cmになってしまったのは残念。
磯用のロッドケースに入らないからね・・・・
4-57は130cm→131cmだから、もし買うとしたら57になっちゃうかな・・・
でも剛弓は62でもシャープに振り切れて、力まずに飛距離を稼げるところが気に入っていたからわざわざ買い替えて57にする必要はない気がする。
購入したら、もしくは知人が購入したらインプレッションを書こうかなと思っています。
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