釣りに行けないこの昨今、もっぱら時間を割いているものの一つに“あつまれ どうぶつの森”がある。
「お前もか」なんて言われそうなくらい大ヒットしているから今更解説する必要もないんだけどさ・・・
どうぶつの森というのはNintendoから発売されたゲームで、2001年に発表されたNINTENDO64版どうぶつの森が第1作で、その後ゲームキューブやWiiなどから同シリーズが続々と発売されたんだよね。
NINTENDO64 どうぶつの森
Nintendo Switch版どうぶつの森は第8作目のシリーズになるのだが、自分自身この手のゲームは嫌厭していたから8作目にしてはじめて手を付けたことになるのかな。
見慣れたキャラが、とか馴染みのキャラが、なんていわれてもいまいちピンとこなかったんだけど・・・
このご時世、島で遊べて、釣りもできるときたから、「そうかそうか、それはいいじゃないか」と何の知識も入れず勢いで買ってはみたものの、実際ゲームで味わえる島や釣りなどというのは月と鼈だったわけね。
色んな情報に惑わされながら人気なんだから面白いだろうと自分に言い聞かせて進めていると、成る程大人でもハマる要素があるぞと分かってきたのがつい最近。
単純にゲームをすることより、コレクション性みたいなコンテンツが入っちゃうともう子供では手が出せない域まで昇華しちゃうからある意味大人向けに作ってるゲームだなという部分が垣間見えたりする。
そもそもNintendo Switch自体コロナ自粛の影響で相場が跳ね上がっているからとてもじゃないけど子供の小遣いで買えるようなゲーム機ではなくなっちゃったし。
NintendoはRMT（リアルマネートレード）を禁止しているようだけど、結局amiiboカードなんてもんがあるとゲームから離れてカード単体で取引できちゃうし、実に小賢しい金稼ぎの仕方だなと秋元康的な商売方法にハッとなることもあるわけね。
結局このゲームの極意は何かって言われたら島づくりのオリジナリティとコレクション性だと思うのね。
島内で暮らすどうぶつ（住民）を自分で選べるわけだから数百いる住民から好みを選別すると必然的にコレクション性が発生するし、その住民をゲームとは別の市場から半ば強引に引っ張ってこれるんだから妥協もできなくなるわけだ。
どうせ島で一緒に暮らすなら“かわいくて愛嬌のあるどうぶつ”がいいに決まってるわけで、そうなると“かわいくないどうぶつ”は島から追い出して“かわいいどうぶつ”を島に呼びたいというのは自然な流れな分けね。
～絶対に島に住ませたくないであろうどうぶつ群～
ゲーム内で住民にできるどうぶつの数は10人で、最初はランダムでどうぶつが住み着くんだけど、最初から“かわいいどうぶつ”ウサギとかネコとかハムスターたりが住み着くなんてことはなくてカエルとかブタとかカバとかバクとか、そもそもの動物形態としてかわいくしづらいどうぶつが多い。
ただ別の島に行くとランダムで島に住んでいるどうぶつを自分の島に勧誘できるから、頑張れば島に“かわいいどうぶつ”を住まわせることが出来るのね。
～絶対に島に済ませたいであろうどうぶつ群～
別の島に行ってもどうぶつは完全にランダムで出てくるから確率的に数百分の1を当てなければ“かわいいどうぶつ”は手に入らない。
そもそも別の島に行くのに2000マイルというゲーム内ポイントを集めなければならず、1日に貯まるマイルの数も限られているから、普通は1日に1回くらいしかいないんだよね。
だから全島民を“かわいいどうぶつ”にするのは至難の業。
せっかく苦労して貯めたマイルを使い島にいったものの“かわいくないどうぶつ”がいた時の落胆さは想像を絶するから。
多分1日1回ペースで離島勧誘していたら全島民を“かわいいどうぶつ”にするのに5年くらいかかるだろうな・・・
ま、だからみんな時間操作して時間早めてるんだろうけど。
時間操作したって結局は運だから確実にこの住民が欲しいと思ってもなかなか手に入らないんだけど、amiiboカードっていうゲームとは別に発売されているカードを使うとピンポイントで自分の好きな住民を自分の島に住まわせることができるんだよね。
フレンドの島からも勧誘できるんだけど、島と島での取引でどうぶつを勧誘し合うのは問題ないのに金銭（RMT）が発生してしまうと問題がでてきちゃう。
このamiiboカードはパックになっていて、1パック3枚入りでランダムに入っているから運っちゃ運なんだけど、ゲーム外の別市場でRMTとは関係なく取引できるから当たりの単体カードが市場で取引されているというのが実情。
ゲームの人気もさることながら、自粛の影響でamiiboカードの価値も上がっているのが分かる。
現代社会の縮図がこうしてどうぶつの森にも反映されているわけだが、住民キャラの人気がそのまま市場価値として反映されてしまうと「このどうぶついくらなんだ？」ってことになって話がおかしなことになるから、市場価値から逆算して住民キャラを並べたら人気ランキングが作れるんじゃないかってことで算出してみたのね。
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～人気住民の相場ランキング（市場価値）～
・投票や人気によるランキングではなく、あくまでも市場価値から割り出したランキングである。
・オークションやフリマサイトなどで取引された相場価格を平均し、価格の高い順に上から並べたランキングである。
・今作から出た新キャラに関しては人気具合を加味して相場を割り出したものである。
・今後amiiboカードの再販により相場が変動する可能性がある。
・どうぶつが価格によって査定されるため、“どうぶつ＝プライスレス”であるという思想の方は閲覧をおやめください。
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名前：ジャック
種族：ネコ
性別：男
相場価格：推定35000～40000円（新キャラのためamiiboカード無）
ネコ系は基本的に市場価値が高いものが多いが、その中でも群を抜いて人気が高い。
海外での人気も高く、amiibo上位のキャラよりも人気が高くなりつつあるので、今後のamiiboカードの再販によって価格が高騰すると予想される。
現在は離島でしか手に入らず、勧誘できれば超大当たりである。
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名前：ジュン
種族：リス
性別：男
相場価格：27000円前後
amiibo市場の中では突出して価格が高く、3万円を超す相場も見られる。
人気も群を抜いて高く、過去取引き最高値も更新されていない。
顔も可愛いが、少し斜に構えた弟的な生意気さが女性に人気なのだろうか。
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名前：シベリア
種族：オオカミ
性別：男
相場価格：15000円前後
どうぶつの森では“かわいい””イケメン”が人気上位に入るが、その両者を兼ね備えている。
オオカミ系ではトップの人気である。
雰囲気とは裏腹に、口調はオラオラ系である。
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名前：ラムネ
種族：ネコ
性別：女
相場価格：14500円前後
ネコ系ではトップクラスの人気を誇る。
初期からのキャラなので人気も高い。
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名前：みすず
種族：クマ
性別：女
相場価格：推定14500円前後（新キャラのためamiiboカード無）
新キャラの中ではジャックに次いで人気が高い。
今後amiiboカードが再販されれば価格が高騰するだろう。
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名前：ロボ
種族：オオカミ
性別：男
相場価格：14000円前後
シベリアより若干相場は低いものの高値維持で安定している
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名前：ちゃちゃまる
種族：ヒツジ
性別：男
市場価格：推定14000円前後（新キャラのためamiiboカード無）
最近人気が上昇しており、更に市場価格ががる可能性が高い。
YouTubeなどでも人気が高い。
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名前：フランソワ
種族：ウサギ
性別：女
相場価格：13500円前後
ウサギ系の中ではクリスチーヌと共に人気が高く、amiiiboカードの相場では若干クリスチーヌより高めの結果が出た。
クリスチーヌとセットになっていることが多く、単体での相場価格の算出が難しく前後する可能性がある。
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名前：モニカ
種族：オオカミ
性別：女
相場価格：推定13000円前後（新キャラのためamiiboカード無）
オオカミ系で唯一の新キャラのため今後価格が高騰する可能性がある。
人気的にはロボと変わらないためこの相場価格となった。
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名前：クリスチーヌ
種族：ウサギ
性別：女
相場価格：12500円前後
フランソワと人気的には変わらないものの、相場は若干低めに算出された。
フランソワとセットで2万円ほどで売られているケースが多い。
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名前：ビンタ
種族：ネコ
性別：男
相場価格：11500円前後
ネコ系ではラムネに次いで人気が高い。
人気自体は安定しているが価格の上下が激しく相場が安定しないカードの一つ。
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名前：ビアンカ
種族：オオカミ
性別：女
相場価格：11000円前後
新キャラのモニカのほうが人気があるため、モニカの推定相場のほうが高くなった。
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名前：１ごう
種族：ネコ
性別：男
相場価格：10000円前後
最近人気が上昇したことにより、amiiboの相場も若干上がった。
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名前：ブーケ
種族：ネコ
性別：女
相場価格：9000円前後
相場と人気は安定して高く、あまり値崩れしない。
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名前：パッチ
種族：クマ
性別：男
価格相場：8500円前後
こちらも相場と人気は安定して高く、あまり値崩れしない。
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名前：ペーター
種族：シカ
性別：男
価格相場：7500円前後
人気は安定しているが、価格の変動が激しいカードの一つ。
最高値をみるともっと上位に組み込む可能性もあるが、ここに収束した。
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名前：キャラメル
種族：イヌ
性別：女
相場価格：7500円前後
人気と相場が安定している。
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名前：リリアン
種族：ウサギ
性別：女
価格相場：7000円前後
人気と相場が安定している。
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名前：ラッキー
種族：イヌ
性別：男
価格相場：6500円前後
人気と相場が安定している。
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名前：アポロ
種族：ワシ
性別：男
相場価格：6000円前後
トリ系では唯一高値に食い込んだ。
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名前：ドレミ
種族：シカ
性別：女
相場価格：5500円前後
人気ではペーターに及ばないものの高値維持で安定している。
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名前：アップル
種族：ハムスター
性別：女
価格相場：5000円前後
人気は上下するが、相場は安定している。
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名前：チーフ
種族：オオカミ
性別：男
価格相場：5000円前後
人気は上下するが、相場は安定している。
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名前：タコヤ
種族：タコ
性別：男
価格相場：4500円前後
かわいくないがなぜか海外で人気がある。
以前は相場が低かったが、海外での人気の折、その影響でここ数日相場が跳ね上がっている。
この先更に相場が上がる可能性がある。
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こうして並べて見ると、人気投票などによるランキングと相場のランキングでは突出して人気のあるキャラ以外は結構順位の上下が見られた。
相場が追いついていない可能性もあるが、おおよそこのランキングに入ったキャラが投票による人気ランキングに入っていることは見て分かるだろう。
この相場ランキングに入っているどうぶつで10人の枠を全て埋め尽くすことは至難の業だが、それを目的にしてもゲームとしては楽しめるんじゃなかろうか。
住民は自分の好みだから人気などどうでもいいって言われたらあれだけどね。
最後にワタシが住民として島に勧誘したどうぶつの一覧を載せておく。
ちなみにワタシはamiiboカードなどという非現実的などうぶつの勧誘方法は用いていない。
全くと言っていいほど経済的に貢献はしていないが、リアリティを求めた結果と言っていいだろう。
～「あんた・・・どうぶつを相場価値でしか判断してないだろ」と突っ込まれても言い返す言葉は無い～
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