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遠投カゴ釣り 籠師会
Long Cast Basket Fishing
KSC
M4 MAGPUL EDITION Ver2
ガスブローバック
全長867mm / 重量3275g
¥64.800
わたしは限定品という言葉に弱い。
KSCのM4A1 CARBINEにも旧とVer2があるように、マグプルエディションにも旧とVer2が存在する。
KSCのM4A1 Ver2はボルトやフレーム、マガジンの見直しで旧に比べて格段に動作性がアップして高評価だったんだけど、自分は購入意欲をそそられなかった。
なぜかというと、フレームの刻印がVer2になってもレーザープリントだったから。
ただそれなんだけど、刻印がプリントか打刻かどうかっていう点が動作性よりも勝ることがないっていうのはリアルさ重視だからなんだよね。
CQB-Rのフレームをわざわざ打刻フレームに交換していたのはそのため。
つくりがいいだけに、動作性がアップしたVer2はすごく気になっていたんだけど、以上の理由により手を付けずじまいで悶々としていたわけです。
そんな折に出てきたのがこのマグプルエディションだった。
M4 Ver2の動作性を継承して再生産された”限定モデル”で、動作性のアップもさることながらフレームはしっかりとマグプルの打刻入り。
もう動作良し、限定、打刻フレームと三拍子揃ったら手に入れないわけにはいかないでしょう。
MAGPULのロゴと文字が深々と刻まれたロアフレーム。
ここがプリントになっちゃうと、どうも後付け感がして嫌になっちゃうんだよね・・・
ちなみにマグプルというのはアメリカの銃器メーカーで、起業したのはアメリカ海兵隊武装偵察部隊(Navy SEALSと並ぶ特殊作戦能力保有部隊)出身の元軍人という、いかにもマニア受けしそうな経歴を持っている。
マグプル社が遊戯銃向けアクセサリーの設計・生産を行っているのはマグプル・プロフェッショナル・トレーニング&シミュレーション(通称PTS)で、業種によって分かれた会社の一部門的な位置づけ。
だからマグプル社はその他に、火器のアクセサリーの設計・生産を行う部門をマグプル・インダストリーズ、火器の訓練や教習ビデオの製造・販売を行う部門をマグプル・ダイナミクス、と三つの業種形態を持っていた。
ロアフレーム右側にMAGPUL PTSの文字が見える。
PTSらしくFOR TRAINING USE ONLYとなっている。
KSCはマグプルのオフィシャルグッズを日本国内で販売を行うという形でM4に組み込んで販売していたため、マグプルパーツ単体のアフターサービスは無く、故障や破損した場合はM4A1のパーツになってしまうという。
そう考えるとこの限定モデルはかなり貴重なモデルになりうるかもしれないよね。
マグプルの特徴的なハンドガードとかストックは部品として手に入らないわけだから、もし手に入れようとするともう一個完成品を買わなきゃいけなくなる。
ヤフオクとか見てると極希に出品されるKSCのマグプルパーツが異常に高いなと感じるのはそのため。
でも中国製のマグプルレプリカなんて買うんだったら明らかに公式のPTSパーツの方がいいし、実物のバカ高いやつ買うくらいならKSCのパーツ取りのほうが安上がり。
2013年にマグプルPTSは解散しちゃって、手に入れるのがますます困難になっちゃった。
だからちょうどレプリカと実物の間くらいの値段に収束するのかな?笑
特徴的なMOE(MAGPUL ORIGINAL EQUIPMENT)ハンドガード、ストック、グリップ。
あと、特徴的なものと言えばPMAGマガジン。
こいつが曲者ででしてね、一見すると樹脂素材で下のM4のスタンダードスタングマガジンより軽量化に一役買ってそうなんですが、重量が150gも重い。
だから構えると重心がかなり前のめりになっちゃうんですね。
そういやKSCのAKシリーズマガジンも異常に重量があって重心がフロント気味になっていた気がする。
全体的に見て、このKSCマグプルエディションは実に完成度が高い。
恐らく他社製品のノーマルM4A1をマグプルカスタムしようとするともう一丁買えるくらいの金額になっちゃう。
中国製の安物カスタムで妥協するならそれでもいいと思うけど、だったら最初から公式パーツを組み込んでるKSCのカスタム完成品を買ったほうがいいに決まってる。
各部つくり込みに妥協が無くて、マルイとかWAみたいにちょっと気になるなっていう点も無く非常にバランスが取れている。
もう一丁別仕様があったらいいななんて思ってたら、MAGPUL CQBが出てきたもんだからそれも手に入れるハメに・・・
KSCにはホントしてやられたりですわ。
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