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​"3.5"という見慣れないラインナップが発表された現行カゴスペシャル。

そうですか、そうですか、ついにがまかつも中庸という孔子の「中庸の徳たるや、それ至れるかな」の概念を取り入れてきましたか、と半ば嬉し半分で感触を得るため試し振りに行ってきたのであります。

中庸というのは決して中途半端とか平均なんていう単純な思想ではないのですよ。

過不足なく調和がとれているという実に高徳な概念で、両極端を嫌った奥深い思想なのであります。

ようは現代的に解せば”バランスが優れている”ってことなんでしょうな。

中庸の教えを守れば”3.5”だから3と4の間なのだろうと単純な公算をあてがってはいけない。

「いや別にそんな深い意味ないんですよ、なんなんですかあなた、思考が偏ってますね」なんて店員さんに言われたら元も子も無いんですがね。

でも見慣れない数字が出てきたんだからしょうがないでしょうが。

あ、でもそういえばシマノのブルズアイスペシャルのスピニングにも”3.5”っていうラインナップがあったな。

それ以外に”3.5”なんて見たことないんですが、だれか知ってますか・・・エギじゃないですよ。

それにしてもカゴスペとブルスぺっ両極端の代表みたいな竿に必然的かのようにこういう中庸的な3.5っていう数字が出てくるんだから孔子の教えって凄いよね。

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​家で出番むなしくホコリをかぶっていたブルズアイスペシャル 遠投 4.5-520PK。

結果Ⅳの3.5はほんとに孔子の教えを忠実に再現した竿なのではないかと言っていいほどバランスの取れた良い竿に仕上がっていました。

基本的にⅢの4とⅣの3.5と味付けは似通っていて非常にバランスが良い。

Ⅳの4は初代に戻ったんではないかというくらいはっきりとした味付けだった。

恐らく順当に買い替えを希望する人なら3.5を選ぶんじゃなかろうか。

つまりⅣの4を出してしまったばかりに孔子の教えに背いてしまったと危惧した担当者のはからいで3.5が誕生したのではないだろうか。

「何言ってるんだお前は、がまかつがユーザーのユースに応じた柔軟なラインナップの幅を増やしただけだろ」っていう人が出てくるかもしれんがちょっと待て!

そもそもがまかつ高いじゃん値段が。

そこ柔軟にしてないんだから、もっとこう孔子の教え的な高貴なところで論議してるに決まってるって。

あ、でもそんなこと言ってたらアルデナとかいうお求めやすい両軸モデル発売されてた・・・・

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