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​ダイワのミリオネアCV-Zを使用しなくなってから久しく、遠投カゴ釣りでミリオネアという言葉を聞くことすらなくなっていたある日、突如として現れたミリオネアの遠投カゴ釣り専用リール。

その名もミリオネア カゴ300。

おお!ダイワの剛弓 カゴ 遠投に続いてダイワが”カゴ”と命名するにはただならぬ匂いを感じる。

新しいモデルではなくあえてミリオネアからシリーズ化したのはやはりCV-Z300がカゴ釣りに使用されているということが認知されていたからなのだろう。

兎にも角にもその存在を知った瞬間から色々な雑念などとぱらって、煩悩から解き放たれた仏のような顔で”ポチ”ってしまったわけなんですね。

ミリオネアと言うとアルミ鍛造で精密マシンカット製造といった堅牢なワードばかりのモデルだったからポチッた後も特に値段(47.000円)の後ろめたさも感じずに安心しきっていた。

そして届いて手にして持った時にうなずけるこの安心感。

あぁこれはミリオネアだ間違いないっとグルグルハンドルを回しつつサイズ感を懐かしんでいたのであります。

意味も無く竿に付けてハンドル回しだしちゃう始末で、

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​カゴスペⅡに取り付けてハンドルの感触を楽しんでいる図↑

ギア比6.3のハイギアで巻き取り長は驚きの75cm。

順当にカゴ向けにCV-Zから進化している感じが見て取れる。

​またベロクラッチってのがいいんだよね~。

これはいてもたってもいられずすぐ近くの川へ試投げというお決まりのパターンに。

さてコマセを詰めないから重めの18号をセイッ!!

ブゥゥ~~ン・・・・・シュルシュル。

大抵バックラッシュするのってキャスト直後にカゴが飛び出して頂点に達する前なんですが、結構早い段階でいや~な道糸のパーマ音が・・・

ABUに慣れきっていた感触で大したサミングもしていなかったので重度のバックラッシュになってしまった。

やはり初めてのリールは遠心ブレーキマックスじゃないとダメだな・・・

と反省しつつ遠心ブレーキをLESSからMOREへ。

このリール、カップを外してスプールのブレーキをカチカチと回すだけで調整できるんですね。

4段階で弱のLESSから強のMOREまで。

さすがにMOREだとバックラの気配すらないのだが、調子にのってLESSにすると結構道糸が膨らんで危ない。

結局LESSから一段階戻した設定で丁度いいことが判明(あくまでも個人の感触です)。

その後もしばらくミリオネアカゴだけでやっていた期間があったのですが結構バックラの頻度は高めの印象だった。

​多分ミリオネアからとかこのモデルからやってる人はいいかもしれないけどABUから移った人だとサミングのタイミングが違って慣れるのに時間がかかると思う。

しかしABUとCV-Zに比べると段違いに回収が早くなったね。

カゴ釣りってフカセみたいにポイント絞ってコマセ打てないから、時合やポイントがあるときは手返しを早くして連投しないといけない。

 

だから巻き取り長ってほんと重要で、ぶっちゃけたはなし細かい性能とかこだわりなんかよりギア比が高いってほうがよっぽど重要だったりするのね。

ミリオネアカゴはしばらく使っていたんだけど結局とあるリールにその座を奪われて現在ではサブとして活躍中です。

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